校長あいさつ

ごあいさつ

 暖かい春の日差しが降り注ぐ季節となりました。ホームページをご覧いただいている皆さまにおかれましては、ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

 今年4月1日付けで球磨中央高等学校に着任いたしました松下宏則と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、令和2年7月の豪雨災害からやがて3年が経とうとしています。まだ多くの爪痕が残っており、被災された方々のお気持ちに思いを寄せるばかりです。学校としましては、人吉球磨地域の復興に向け、これからもできる限りのご協力をさせていただきます。

 本校は、多良木高等学校、球磨商業高等学校、南稜高等学校の3校を再編・統合し、平成29年4月に開校しました。3校では、長年にわたって多方面でご活躍されている方々を多数輩出してきました。その伝統をしっかりと引き継ぎながら、本校でも、地域で、熊本県で、日本で、世界で活躍する人材を育成するため日々の教育活動にまい進していきます。

 地域未来探究科、商業科、情報処理科を設置する本校では「人吉球磨の発展に貢献し、郷土を「支え」「誇り」「愛し」続ける人づくり」を教育スローガンとして掲げ、「命を大切にする心と人権尊重の精神を涵養する教育活動の推進」のため、全職員で「明るくあたたかな学校」をつくり上げ、生徒を精一杯支援していきます。生徒はとても素直で明るく、すばらしい能力を秘めています。私たち職員一同、誠心誠意、生徒を大切にし、生徒の可能性を伸ばし、「球磨中央高校に来てよかった」と思ってもらえるよう努めていくことをここに宣言します。

熊本県立球磨中央高等学校長 松下 宏則